こんにちは、夢みるバクです。
新NISAで資産形成中の個人投資家です。
投資を始めたいけど、損したくない
難しそうなだし、自分にはできないよ…
お金の勉強自体が苦手
大前提として投資をする以上、リターンに見合っただけのリスクが伴います。
その上で、最も安全に運用できる投資手法の1つに、インデックスファンド(投資信託)があります。
投資初心者が学習コストを抑えつつ、安全に資産を増やすなら、インデックスファンドへの投資一択と言っても過言ではありません。
実際、私もインデックスファンドへ投資して1年が経過し、月2.5万円で15万円近くの利益が出たよ
投資初心者の人は、間違ってもFXや仮想通貨など、投機(ギャンブル)はしないようにしましょう。
- インデックスファンドの基礎知識
- インデックスファンドが低リスクで投資を始めたい初心者におすすめの理由
- インデックスファンドおすすめの銘柄と選ぶ際の注意点
コツコツ増やした資産は、老後資金としてあなたの人生を守ってくれます。
ちょっと贅沢な生活にしてくれるかもしれません。
この機会にインデックスファンドの基礎を押さえておくと、後々で損をするような投資をせずに済みます!
NISA投資ブロガー
夢みるバク
Webライター&ブロガー5年目|月収50〜80万円|中身は30代男性、妻子持ち|たまにバイトで医療職の人|2024年からインデックスファンドを中心に投資開始|新NISAで誰でも資産2,000万円を目指せる方法について発信しています!
インデックスファンドとは?
まずはインデックスファンドの基礎を押さえておきましょう!
インデックスファンドの概要
インデックスファンドとは、特定の市場指数(例:日経平均株価、TOPIX)の動きに連動することを目指す投資信託です。
市場全体の動きを反映するため、個別銘柄のリスクを分散しつつ、市場平均並みのリターンを得ることができます。
リスク分散ってことは、安全に運用できる投資ってこと?
そうだよ、低リスクで投資を始められることから、初心者におすすめの投資先なんだ
特に初めて投資をする人は「資産が増える」よりも「投資した資産が減らないか心配」という方へ目が行きがちです!
ギャンブルや詐欺が横行しているといったイメージがあるからね
新たに投資を始める人の大半は、石橋を叩いて渡りたい人ばかりです。
だからこそ、安全性の高いインデックスファンドに投資する必要があるんだ
投資に対する漠然とした不安を解決できる投資先なので、投資初心者はインデックスファンドに投資をしてみましょう。
アクティブファンドとインデックスファンドとの違い
インデックスファンドと対比される関係にアクティブファンドがあります。
アクティブファンドとは、市場平均を上回る運用成績を目指せるファンドマネージャーが選んだ投資信託のことです。
インデックスファンドに比べて値動きの幅が大きく、リスクが高い分、リターンも大きいのが特徴
リスクを取ってでも早めに資産を増やしたい人に向いている投資先です。
投資の世界ではリスクとリターンは比例しており、表裏一体の関係なんだ
簡単に儲かるなんて虫のいい投資先はないよね…
ただし、アクティブファンドを上手に活用できれば、インデックスファンドだけよりも効率的に資産を増やせるでしょう。
その際に注意すべきは、リスク許容度です。
投資において、運用成果がマイナスになった際、どれくらいのマイナス幅までなら耐えられるかを示す指標こと。リスク許容度は個人の資産状況、収入、年齢、投資経験、性格などにより異なる。
どれくらいのリスクを許容できるかによって、積極投資の程度も変わります。
参考(画像)
三井住友DS投信直売ネット/アクティブファンドとインデックスファンドの違いは?
インデックスファンドが初心者におすすめの4つの理由
インデックスファンドは初めて投資をする方にとって絶好の投資信託です。
そして、この章で紹介する内容を理解できれば、初めての投資先を間違えることはありません。
理由①:少ない学習で大きなリターンを得られる
投資と聞くと難しそうなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
勉強不足だと大きな損しそうで不安だよ…
確かに投資って小難しいイメージがあるため、一歩を踏み出せないと悩む人が多いのも事実…
そんなトウシくんだけに、インデックスファンドの秘密を教えるね!
インデックスファンドは学習量が少ない割に堅実に資産を築ける素晴らしい投資手法
仕事や子育て、プライベートも充実させたいなど勉強時間が限られている中でも、投資を始められるのは嬉しいのではないでしょうか。
理由②:値動きが把握しやすい
市場指数に連動するため値動きの予測がしやすく、初心者でも投資への理解を深めやすいでしょう。
スマホのニュースや金融専門アプリなどで確認できるよ
- ニュースアプリ:Yahoo!ニュース
- 金融専門アプリ:Yahoo!ファイナンス
- 口座開設した証券会社のサイト
- 指数提供会社のWEBサイト
- ニュースや新聞
さらに、長期的に見てインデックスファンドはアクティブファンドよりも運用成績が良いという研究結果もあるので、周りに流されずコツコツ続けられる人に向いています。
理由③:幅広い銘柄に分散投資ができる
市場全体の動きを反映するため、自動的に幅広い銘柄に分散投資することができます。
これにより、個別株で投資するよりも損をする可能性が減り、安定した運用ができます。
リスクはみんなで分けって、利益が出たら少しずつ還元!ってことだね
ただし、低リスクになる分、利益還元も少ないため、短期的な資産形成は難しいのがデメリット
理由④:低コストで運用できる
信託報酬や手数料が安く設定されているため、初期投資が少なく、低コストで長期的な運用ができます。
NISAなどで長期的に投資するなら、ネット証券がおすすめだよ
ネット証券は人件費がかからない分、取引手数料が無料(会社にもよる)だったり、取扱商品が充実していたりと投資の幅を広げられます。
大手ネット証券を比較して、あなたに最適な証券会社で口座開設したいなら、以下の記事が参考になります。
知らないと損|インデックスファンドの2つの落とし穴
これまでの章でインデックスファンドが素晴らしい投資信託であることは理解できたと思います。
ですが、どんなことでも良し悪しは表裏一体
そこでインデックスファンドの落とし穴についても解説します。
正しく理解しておけば、事前に対策ができ、資産形成の途中で後悔することもなくなります。
落とし穴①:短期的なハイリターンは望めない
指数に基づいて市場平均のリターンを目指すため、大きな利益を得ることは難しいでしょう。
利益期待値は年間数%であり、市場平均以上のリターンは望めません
一方で長期的(10〜15年以上)にコツコツと資産を増やすなら利益は出しやすい投資手法です。
短期的に大きい利益を出す投資(仮想通貨やFXなど)もあるけど、初心者だと不利益になる可能性大!
働き盛りの間に着実に資産を増やして、子どもの学資や老後資金を蓄えたい人にとっては、インデックスファンド以上に確実な投資はありません。
落とし穴②:運用方法によっては元本割れのリスクもある
市場全体が大きく下落する局面では、インデックスファンドも値下がりし、元本割れのリスクは避けられません。
そのため、最低1年に1回は運用方法の見直しが必要です。
でも、見直すにしても何をどう見直せばいいの?
以下の点について見直せば、堅実な投資を続けられます。
- 目標金額と期間の設定が今のペースで達成できるか
- 投資金額に余裕または無理が生じていないか
- 指数の動きにバラツキはあるか
目標金額と期間の設定に無理がないか見直しましょう。
達成金額や期間の設定に無理がありと途中から焦りが生じ、リスクの高い投資をするなど冷静な判断ができなくなる可能性があります。
私の友人も知識がないままFXを始めて、月額20万円負けたって言ってたよ…
また、指数の動きにバラツキはあるかも大切です。値動きの異なるインデックスファンドや株・債券などを組み合わせることで安全に運用できます。
相関係数を意識したポートフォリオにすることが重要だね
相関係数ってなに?
相関係数とは、異なる投資商品の指数の動き方の関係性を示した数値のことです。
相関係数や実際に取り入れたポートフォリオの作り方については、以下の記事で紹介しています。
初心者必見!簡単5ステップでポートフォリオの組み方を特別公開【※失敗したくない人必読】資産UP!優良インデックスファンドを選ぶ際の5つのポイント【※必須】
資産の増えるインデックスファンドは、この章で解説する5つのポイントを満たしています。
投資初心者でも簡単に確認できるため、ぜひ今日から実践しましょう!
ポイント①:純資産総額
純資産総額の大きいインデックスファンドを選ぶことで、以下の2点が保証(100%ではない)されます。
- 長期的に安定して資産を増やせる
- 市場動向の変動に左右されにくい
運用の安定性が高く、取引コストも抑えられます。
「純資産総額が大きい=多くの投資家に支持されいる」と考えるといいよ
逆に純資産総額の少ないファンドは、不景気や市場動向の変動に柔軟に対応するだけの余剰資金がないと考えるのが妥当です!
もし投資先のインデックスファンドが運用できなくなったら、どうなるの?
償還(払い戻し)されるよ
償還の場合、その投資信託はパッケージの中身である株式や債券などがすべて売却されて換金され、投資家の皆さんに販売会社を通じて「償還金」として返金することになります。
インデックスファンドで投資をする人は長期的に投資をし続けることが前提です。
長い投資人生で都度ファンドを変えたり、指数の動きを気にしすぎたりしては気持ちがすり減り、モチベーションも下がります。
長く付き合える優良なファンドを選べるようになることも効率的に資産を増やすスキルの一つです。
ポイント②:信託期間
信託期間とはファンドが運用されている期間のことです。
- 設定日:運用が始まった日
- 償還日:運用が終わる日
設定日は最低3年間は過去のデータがあるものを選びましょう。
開始されたばかりのファンドだと過去のデータが少なく、これからの推移が予測しにくいからです。
運用状況の確認は実績を可視化できるだけでなく、安心感にもなります!
投資をする上で安心感って本当に大切だよね
不安な商品に投資すると、その後の商品選びでも冷静な判断ができないからね
償還日については、決まっているものと無期限で運用される予定のものの2つがあります。
償還日が近い商品を購入しても長期投資はできません。
また、償還後に償還されたインデックスファンドを補う商品の選び直しなど手間が発生するため、初めから長期投資できる商品を選んでおく方が良いでしょう。
知らないうちに投資先がなくなっていたなんて悲しすぎる…
ポイント③:信託報酬(コスト)
信託報酬が抑えられたインデックスファンドを選びましょう。
信託報酬とは、投資信託(ファンド)の運用や管理にかかる費用のこと
信託報酬の相場平均は、信託報酬の純資産総額に対して年率0.5%~2.5%程度と言われています。
長期投資ではわずかなコストの差が後々に大きく影響してくるので、できる限り低コストなファンドを選べると良いでしょう。
オススメの銘柄については、この記事の「【保存版】オススメの銘柄(インデックスファンド)3選」で紹介しています。
参考
松井証券/信託報酬の目安はどのくらい?低いほうがいい理由や計算方法
ポイント④:リスク・リターン
自身のリスク許容度に合わせて(リスク・リターンが見合った)商品を購入しましょう。
- 年収が未婚で500万円と既婚子持ちで500万円
- 30歳で総資産800万円と70歳で総資産800万円
どちらも投資できる金額だけを見ると同じ条件だけど、生活背景や年齢などにより全くリスク許容度が異なるのは容易に想像できそうです。
つまり、どれくらい資産を増やしたいかと同時に、どれくらいの損失に耐えうるかも考えておく必要があるってことだね
「〇〇万円までの損失なら生活に支障が出ない」などのように具体的な金額でリスク許容度を考えておきましょう
そのためにも、生活費や必要経費、出費など客観的なデータから算出しなければいけません。
ちなみに私は使いやすさを重視して「マネーフォワードME」という家計簿アプリで管理しているよ
面倒な作業かもしれませんが、投資をする上で重要な考えなので、ぜひこの機会に考えてみましょう。
ポイント⑤:トラッキングエラー
横文字の難しそうなワードが出てきたよ
大丈夫だよ、初心者にも分かるように説明するから
トラッキングエラーとは、インデックスファンドの運用実績と指数の動きとの差のこと
例えば、S&P500(リターン6%/年)の指数を目標にしているインデックスファンドのリターン4%だった場合、2%の差があります。
この2%がトラッキングエラーってことだね
トラッキングエラーの数値が小さいほど、指数から運用成績や今後の期待値などが予測しやすくなります。
それならトラッキングエラーが「0(ゼロ)」のファンドを選べば確実だね
残念ながらトラッキングエラーが0のものはないよ
色々な理由があるんだけど、ここでは割愛するよ
ここで覚えておいてほしいことは「トラッキングエラーは小さい方が良い」ということだよ!
【保存版】オススメの銘柄(インデックスファンド)3選
では、実際にどの銘柄が優良インデックスファンドなのかを紹介します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
世界中の株式に幅広く投資するファンドであり、グローバルな分散投資が可能です。
- 円で投資できる
- 全世界の株式に銘柄分散できる
- 低コストにこだわったインデックスファンドで構成されている
つまり、安定的に資産形成ができる全世界株に円で投資でき、低コストで運用できます。
安定的に資産が築ければ、インデックスファンドのような長期投資でも余計な不安を抱えず、安心して続けられます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の大型株500銘柄に投資する低コストのファンドであり、米国株式市場の成長を効率的に取り込めます。
- 円で投資できる
- 米国の主要大型株に銘柄分散できる
- 低コストで運用できる
米国の主要大型株に銘柄分散できるため、米国の経済成長を味方につけられます。
世界経済の中心である米国(アメリカ)が味方になるのは心強いね
また、信託報酬率(年率、税込)は、0.09372%以内(2024年7月現在)と低コストで運用できるため、余剰資金が少ない人も運用しやすいインデックスファンドの候補に十分あがります。
参考
SBI証券/三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
S&P500指数に連動するファンドであり、米国株式市場に投資したい方におすすめ!
- 円で投資できる
- 500銘柄に分散投資できる
- 低コストで運用できる
構成銘柄数が多く、分散投資の効果を最大限発揮でき、市場動向の雲行きが怪しくなっても比較的安定的に運用できます。
また、過去の推移からも成長中のインデックスファンドであることが一目瞭然です。
過去30年間のS&P500を見ても、2008年のリーマンショックなど世界恐慌で一時的に下落していますが、その後プラスへ成長していることがわかります。
これまで何度も危機はあったけど、その度に乗り越えてきたんだね
長期的に見ても成長し続けているファンドは信頼できるよね
信頼できる安定的な投資先をベースにポートフォリオを組めれば、他の商品を追加しても評価や見直しがしやすくなります。
参考
SBIアセットマネジメント株式会社作成の情報提供資料(2019年11月)
投資信託の出口戦略|つみたてた資産から120%の恩恵を受ける4%ルール
出口戦略(使う段階)についても考えておかないと、長年かけて増やした資産の恩恵を最大限受けることができません。
そして、人は貯めた資産が減っていくのを見るのが嫌な生き物です。
でも、貯めた資産も使えば必ず減るよね
4%ルールで資産消化すれば、30年後でも資産の95%が残っているよ
詳しい内容は、以下の記事にて解説しています。
まとめ:低リスクで確実に資産を増やすなら「インデックスファンド」一択
今回は、これから投資を始める初心者に向けて「インデックスファンドの基礎知識」についてざっくり解説しました。
インデックスファンドは、低コストで幅広い銘柄に分散投資できる点で、初心者が資産を増やすベストな投資先です。
- インデックスファンドは市場指数に連動する投資信託
- 長期投資でも低コストで運用できる
- 初心者でも低リスクで安全に始められる投資先
始めて投資するならインデックスファンドで安定的に資産が増やせるベース作りをしておきたいね
インデックスファンドは長期投資に向いている投資先だから、ベース作りにはもってこいだね
投資初心者の多くの人が資産形成で重視していることは、投資した資産よりも損をしないことです。
長期投資が大前提でリターンの少ないインデックスファンドですが、低リスクで安心して運用し続けられます。
まずば、インデックスファンドで投資の第一歩を踏み出してみましょう!
投資についてわかならいことがあれば、このブログに質問をしてみてね。
以上、夢みるバクでした!