こんにちは、夢みるバクです。
2024年から新NISAを利用して資産形成中の個人投資家です!
分散投資ってなに?
投資のリスクを下げられるって本当?
分散投資はリスクを減らす投資手法のことだね
何かと出費の多い30代におすすめだよ
- 分散投資の基礎とその種類
- 分散投資をするメリットや注意点
- 30代におすすめの投資信託
分散投資について理解できれば、現在のライフステージに合わせた投資先の選択ができます。
現在や将来のお金について不安を抱えた生活はもう嫌だ!
このように感じているなら、ぜひこの機会に分散投資について理解し、お金に困らない生活を目指しましょう。
NISA投資ブロガー
夢みるバク
Webライター&ブロガー5年目|月収50〜80万円|中身は30代男性、妻子持ち|たまにバイトで医療職の人|2024年からインデックスファンドを中心に投資開始|新NISAで誰でも資産2,000万円を目指せる方法について発信しています!
分散投資とは?
分散投資は、資金を複数の投資先に分散させることでリスクを軽減する投資手法です。
具体的には、異なる銘柄、資産クラス、地域、業種などに投資を分散させることで、一つの投資先の失敗が全体に与える影響を最小限に抑えます。
投資先をバラバラさせると管理が大変そうで初心者の私にできるか不安だよ
大丈夫だよ! インデックスファンドの積立投資なら投資先さえ決まればあとは放置でOKなんだ
分散投資は投資の三大原則「長期、分散、積立」の分散にあたり、安定的な資産形成を築く上で欠かせない要素です。
分散投資をするメリット
分散投資には「」「」の2つのメリットがあります。
特に投資初心者や子育て世代で投資によるリスクを最小限にしたい30代の人などは、分散投資は必須の投資手法です。
元本割れのリスクが低い
分散投資の最大のメリットは、元本割れのリスクを低減できることです。
複数の投資先に資金を分散させることで、一部の投資が失敗しても、他の投資でカバーできる可能性が高まります。
もう少し具体的にイメージしたいな
- 株式と債券:株式市場が下落すると、投資家は安全資産として債券を購入する傾向がある。このため、株式と債券は逆の値動きをすることが多い
- 防御株と成長株:防御株(例えば、食品や医薬品企業)は経済の影響を受けにくい一方、成長株(例えば、テクノロジー企業)は経済状況に敏感
絶対に本当に元本割れしないの?
投資をする以上、リスクはつきものだよ
だけど長期・積立投資(10〜15年以上)と組み合わせることで、かなりの確率で元本割れは防げるんだ
それどころか、世界経済の成長率を上回るリターンが得られる可能性も十分あります。
子どもの学費や老後資金、親の介護資金などにこまらない、少し余裕のある生活を送るなら、今から分散投資による資産形成をしておくべきでしょう。
安定的に資産運用できる
分散投資により投資ポートフォリオ全体の価格変動を抑えられ、長期的に見て安定的な資産運用ができます。
安定的って聞こえはいいけど、裏を返せば資産が増えにくいってこと?
その通りだよ
急激な値上がりは期待できませんが、同時に大きな損失のリスクも軽減されるってイメージだよ
でも15年後には子どもの大学費用、25年後には退職後の資金、30年後には親の介護費用がいるかも…
少しでも多くの資産を作っておきたいよ
それなら、分散投資で資産形成しつつ、高リターンを狙ってアクティブファンドにも投資すると良いかも
リスクとリターンのバランスを取りながら、将来のための資産形成をしましょう。
分散投資の種類
一口に分散投資と言っても、分散させられるものは様々です。
資産分散
資産分散は、株式、債券、不動産など、異なる資産クラスに投資することです。
国内株式 | 国内企業が発行する株式 市場動向が把握しやすく、為替リスクが少ない |
外国株式 | 外国企業が発行する株式 為替リスクやカントリーリスクがあるが、選択肢の幅が広がる |
国内債券 | 日本国内で発行される債券 定期的な利払いにより、安定した収入が得られる |
外国債券 | 外国で発行される債券 国内債券よりも利回りが高く、インカムゲイン(利子)の向上が期待できる |
不動産 | 土地や建物などの固定資産 賃貸収入により、定期的で安定したキャッシュフローが得られる |
投資信託 | 多数の投資家から資金を集め、専門家が運用する金融商品 専門家に少額から運用を任せられる |
預貯金 | 銀行や信用金庫などの金融機関に資金を預け入れる金融商品 資産の保有には優れているが、収益性は見込めない |
一口に投資って言っても、投資先は色々あるんだね
投資ってギャンブルのイメージがあるけど、投資先を見るとしっかりしてることがわかるよね
例えば、株式と債券は収益性や安定性の面から逆の動きをするため、両方に投資しておくことでお互いをカバーするポートフォリオになります。
資産分散しておくと、急激な下落がないので、安定して長期投資できますね!
銘柄分散
分散投資と聞いて最初にイメージするのが銘柄分散であり、複数の企業の株式に投資することです。
例えば、トヨタ、ソニー、NTTなど、異なる企業の株式を購入することで、特定の企業の業績悪化リスクを分散させます。
初心者の場合、個別銘柄の選定は難しいため、投資信託やETFを活用すると運用しやすいでしょう。
ETF(上場株式)は、たくさんの株式や債券を一つにまとめて、株式市場で売買できるようにしたもの。特定の株価指数(例えば日経平均株価やS&P500)に連動するように作られており、その指数が上がればETFの価値も上がり、指数が下がればETFの価値も下がる
株式とETF(上場株式)の違いについては、以下の記事で解説しています。
ETF(上場投資信託)と株式・投資信託の違い【※比較で分かるあなたがすべき投資先】時間分散
投資タイミングを複数回にわける時間分散も初心者にはおすすめです。
なぜなら、投資初心者が常に変動する株式の価格を把握しながら、「価格が安い時に買って、高い時に売ってキャピタルゲイン(譲渡益)を得る」ことは難しいからです。
そこでおすすめなのが「ドルコスト平均法」です。
ドルコスト平均法ってなに?
具体的には、毎月一定額を自動的に投資する「積立投資」がこれに当たり、設定さえ行えば誰でもできるため、おすすめです。
忙しい日々の中で、投資先や投資額など細かいことを考える暇はありませんが、積立投資なら簡単に始められそうですね!
地域分散
地域(エリア)分散により国内の経済状況だけに依存しない安定した投資ができます。
具体的には、以下の分散方法があります。
- 日本国内と海外
- アメリカと中国
- 欧米と欧州
- 先進国と新興国
- 円とドル
例えば、日本株を60%、海外株を40%ほどの分散投資をしていたとします。
そんな中、日本国内の経済状況が低迷して株価が暴落したとしても、投資先の40%が海外株であれば100%の損失にはなりません。このリスク回避のことを「リスクヘッジ」と言います。
投資商品は国や地域により違う値動きうよ
分散投資から始めた方が心の安定にも繋がりそうだね
【危険】特に投資初心者は、投資商品の細かな値動きだけでも気になるものです。もしも株価暴落で資産を失うことにでもなれば、落ち込むだけでなく、その後の投資で冷静な判断はできません。
安心して長期投資して確実に資産を築くためにも、分散投資は必須と言えます!
セクター分散
異なる業種や産業に投資を分散させることです。
IT、金融、医療、エネルギーなど、様々な業種に投資することで、特定の業種の不振による影響を抑えられます。
セクター別ETFや幅広い業種に投資する投資信託を利用して、効果的にセクター分散可能
分散投資と聞くと小難しいことに思えますが、セクター分散のように業種別での区分であれば、初心者でもどこに分散投資をするか比較的考えやすいでしょう「
初心者おすすめ!分散投資の具体的な方法
低リスクでの分散投資の重要性については、これまでの章でよくわかったのではないでしょうか?
そこでこの章では、分散投資の具体的な方法について解説します。
知識として分かっても行動できなけでば意味がないよ
それならこの章でしっかりとマスターして今日から実践しないとね!
積立投資
積立投資とは、毎月一定額をコツコツと投資に回す投資手法です。
- 少額から始められる
- リスク分散ができる
- 時間を味方に確実な資産形成ができる
具体的な手順は、以下の通りです。
投資する目的や目標金額・期日(ex. 何年までに何円の資産)しましょう。
リスクが分散されている投資信託やETFを選びましょう。
株式などの集中投資は分散投資にはならないため、やめておきましょう!
毎月の収入と支出を考慮して、無理のない範囲で積立額を設定しましょう。
証券会社の口座を開設し、自動積立設定をする。毎月自動で口座から投資金額が引き落とされるようにすると、忘れずに続けられます。
たったの4ステップなら私でもできそうだね
投資先さへ間違わず選べれば、初心者でも十分安心できる分散投資ができるよ
投資先を一人でも選べるなら「ネット証券」、一人で選べるか不安なら「窓口証券」で口座開設しましょう。
窓口証券なら専門家に相談しながら投資先を決めれます。
ただし、手数料がかかるため、初めからネット証券で自分なりに調べて慣れていく方をおすすめします!
投資信託の活用
投資信託は、複数の投資家から集めた資金をプロの運用者が管理・運用する商品です。
一つの投資信託で多数の銘柄や資産に分散投資できるため、初心者でも簡単に分散投資を始められます。
例えば、インデックスファンドに投資するイメージだよね
勉強の成果が出てきたね!
他にもこんなのがあるよ
インデックスファンド | 特定の市場指数(インデックス)の動きに連動することを目指す投資信託 |
アクティブファンド | ファンドマネージャーが積極的に銘柄を選定・運用する投資信託 |
バランスファンド | 複数の資産クラス(株式、債券など)に分散投資する投資信託 |
セクターファンド | 特定の産業分野(テクノロジー、ヘルスケアなど)に特化した投資信託 |
テーマ型ファンド | 特定のテーマや概念(ESG投資、AI、再生可能エネルギーなど)に基づいて投資する信託 |
REIT(不動産投資信託) | 不動産に特化した投資信託 |
一口に投資信託と言っても様々な種類があるね
どんなファンドを中心に分散投資するか考えるなら投資信託の基礎知識も押さえておかなきゃね
投資信託の種類や特徴については、以下の記事で解説しています。
ETF(上場投資信託)の活用
TOPIX(東証株価指数)やS&P500などの指数に連動したETFを購入すれば、安定的な分散投資ができます。
- iShares Core TOPIX ETF(ティッカーシンボル:1475)
- TOPIX連動型上場投資信託(ティッカーシンボル:1306)
- Nomura TOPIX ETF(ティッカーシンボル:1308)
- Vanguard S&P 500 ETF(ティッカーシンボル:VOO)
- SPDR S&P 500 ETF(ティッカーシンボル:SPY)
- iShares Core S&P 500 ETF(ティッカーシンボル:IVV)
特定の株式会社に投資しないため、その会社の経営が傾いたり、倒産したりしてもETF自体の価値が暴落することはありません。
長期投資するなら安定した投資先を持ち続けたいよね
ETFは連動指数や投資セクターなどにより安定性が異なります。
しかし、一つの株式に集中投資をするのに比べれば遥かに堅実な投資と言えます!
分散投資を行う際の注意点(※落とし穴あり)
これまで分散投資の良い点にばかり注目してきましたが、実は落とし穴もあります。
安心して分散投資を始められると思ってたのに…
何事もメリットとデメリットはセットだよ
ここで落とし穴について理解できていれば、後で後悔した…なんてことにはなりません
分散投資で資産が増え、経済的な不安を感じない生活まであと一歩なので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
組み合わせの悪い分散投資はリスクになる
分散投資を行う際は、投資対象の相関関係に注意が必要です。
”相関関係”ってなに?
異なる投資対象の値動きがどのように関連しているかを表すものだよ
例えば、同じ業種の株式ばかりに投資していては、真の分散効果は得られません。
なぜなら、同じ業種だと経済状況により業界全体が同じ動きをする可能性が高いからです。
IT業界の投資信託ばかり購入していると、ITショックが起きた時、共倒れになるよね
これだと分散投資の意味がありません
それなら株式ばかりではなく、株式と反対の動きをする債券も買っておくなども同じ考えになるの?
大正解だよ!
私個人では、株式60%、債券40%ぐらいにしたいと思っているんだ
過度な分散は管理が複雑になったり、手数料が増加したりするので注意!
分散投資はリスクとリターンが表裏一体
分散投資によりリスクを軽減できる一方で、高いリターンを得る機会も減少する可能性があります。
少しでも資産を増やしたいけど、高いリスクをとれるほど家計に余裕はないよ
投資初心者は高いリスクをとってもリターンが得られることは少ないよ
例えば、ある銘柄が大きく値上がりしても、ポートフォリオ全体への影響は限定的になります。
30代の子育て世代は支出が多く、貴重なお金を捻出して投資に回す人も少なくありません。
高いリターンを得ることは魅力的に見えますが、高いリスクを考えると冷静な判断が求められます。
長い目で見て最終的に資産形成ができたと感じられれば投資成功ってことだね
30代におすすめの投資信託|ポートフォリオ作成の重要性も解説
ポートフォリオ作成の際は、自身のリスク許容度や投資目標に応じて、これらの投資信託を組み合わせることが重要です。
- 養育費やマイホームのローン返済など、何かと出費の多い時期
- 老後資金や親の介護資金など将来必要なお金の工面を考える時期
- 効率的に資産を増やしたいがリスクを考えると安定的な運用重視
- 長期投資の時間の余裕はある
以上の条件を踏まえつつ考えた30代向けのポートフォリオは、以下の通りです。
私自身30代なので、最終的にこのポートフォリオになるように投資していこうと思います
60歳まで投資をするにしても、30代なら20〜30年の投資期間があります。
長期分散投資を行えば、複利効果を最大限に活かせるため、それなりの資産形成ができます。
だけど、日々仕事と子育てで忙しくてこんなに細かく組めないよ
大丈夫だよ
中長期的(10〜15年程度)にこのポートフォリオにしていければOKだから、ゆっくりやっていこう!
また、国内債券を30%と高い割合にして安定的な運用を目指しつつ、国内・海外株式で44%と積極的な資産形成にもチェレンジしましょう。
安定的な運用も大切だけど、しっかりと資産を増やしたい気持ちも強いもんね
ハイリスクの株式は投資時期を分散し、時間をかけて運用できれば、価格変動の幅を小さくできます
株式や債券などに投資するほどまとまった資金がないなら、投資信託(インデックスファンドなど)を活用すると少額から始められます。
ポートフォリオの組み方については、以下の記事で解説しています。
初心者必見!簡単5ステップでポートフォリオの組み方を特別公開【※失敗したくない人必読】まとめ:30代の分散投資なら安定運用と積極的な資産形成が可能
今回は、これから新NISAで投資を始める初心者に向けて「分散投資の基本的な考え」についてざっくり解説しました。
分散投資とは、資金を複数の投資先に分散させてリスクを軽減する投資手法のことでした。
例えば、「資産分散」や「地域分散」、「時間分散」などがありましたね
30代の人が分散投資と良いことづくしだったね
複数の資産に投資することで、一つの資産の下落が全体に与える影響を抑えられます。その結果、長期投資を前提に老後に備えた確実な資産形成ができるでしょう。
また、複利効果を最大限に活かせるため、安定的な運用と積極的な資産形成の両刀でも十分結果を出せる世代です。
将来のお金に不安を抱えたまま生活を続けたくないなら、今からでも資産形成は遅くないよね
もちろんだよ!
それに投資は早くはじめれば始めるほど資産を増やしやすいんだ
早速ポートフォリオを考えて投資先の検討を始めてみるよ!
投資についてわかならいことがあれば、このブログに質問をしてみてね。
以上、夢みるバクでした!