こんにちは、夢みるバクです。
2024年から新NISAを利用して資産形成中の個人投資家です!
新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いがわからないから、投資しようにもできない…
つみたて投資枠と成長投資枠には、非課税楽や対象商品など様々な違いがあるよ
これらの違いを理解できれば、自分に合った投資スタイルを見つけられるってことだね?
- つみたて投資枠と成長投資枠の違い
- つみたて投資枠と成長投資枠の活用法(投資スタイル)
- つみたて投資枠と成長投資枠におけるおすすめの銘柄
つみたて投資枠と成長投資枠の違いを理解した上で、それぞれの活用法や実際に私が投資して良かったと感じた銘柄を紹介します。
初めて投資する人が、とりあえず買っておいて損はしない銘柄に絞ってお伝えするので、ぜひご活用ください!
NISA投資ブロガー
夢みるバク
Webライター&ブロガー5年目|月収50〜80万円|中身は30代男性、妻子持ち|たまにバイトで医療職の人|2024年からインデックスファンドを中心に投資開始|新NISAで誰でも資産2,000万円を目指せる方法について発信しています!
【早見表】つみたて投資枠と成長投資枠の比較表
では、次の章で実際に両者の違いについて触れていきます。
つみたて投資枠と成長投資枠の違い
つみたて投資枠と成長投資枠の違いの理解は、その後の資産形成に多大な影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
投資上限額
つみたて投資枠の年間投資上限額は120万円、成長投資枠は240万円です。
また、年間の最大投資額はつみたて投資枠と成長投資枠を合わせて360万円です。
成長投資枠の年間投資額は、つみたて投資枠の2倍であるため、積極的投資をしたい方におすすめです。
投資上限が1,800万円だから、最短5年間でNISA制度をフル活用することもできるってことね!
年間360万円を投資するは難しいかもしれないので、最初はコツコツ少額からでもできるといいね
”千里の道も一歩から” ”地理も積もれば山となる” などコツコツする投資スタイルでも十分な資産形成が可能です。
非課税保有限度額
非課税保有限度額は、1,800万円です。
ただし、成長投資枠を利用できるのは1,800万円のうち1,200万円までです。
- つみたて投資枠(1,800万円)
- つみたて投資枠(600万円)➕成長投資枠(1,200万円)
- つみたて投資枠(600万円以上)➕成長投資枠(1,200万円以内)で合計1,800万円に収まる
口座内の金融商品を売った場合、1,800万円の非課税保有限度額は減っていくってこと?
保有限度額はずっと1,800万円のままだよ!
仮に口座内で金融商品を売却したとすると、買付額分(時価)ではなく、買付価格に対する非課税枠が翌年に復活します。
非課税枠の復活は最大で360万円(年間)です。360万円を超える金融商品を売却した場合、複数年かけて非課税枠が回復します!
旧NISAではこの非課税枠の再利用ができなかったため、新NISAで投資を始められる人はかなりお得です。
対象商品の範囲
つみたて投資枠では、金融庁が「長期・積立・分散投資に適した一定基準を満たした投資信託のみ」が対象です。
金融庁お墨付きの商品なら安心して購入できそうだね
非課税枠1,800万円をフルにつみたて投資枠に使って、コツコツ堅実に資産を築く人もいます。
実際、筆者もこのタイプで投資枠を埋めていく方向で落ち着いています。
爆発的に資産が増えるわけではないけど、コツコツ確実に積み上がっていくため、安心感があるよ
一方、成長投資枠では上場株式、投資信託、ETF、REIT(不動産投資信託)など、より幅広い金融商品に投資できます。
「より幅広い金融商品」って具体的にどんなものがあるの?
例えば、日本株や米国株といった個人銘柄などが挙げられるよ
商品の選択肢が多いため、「もっとアクティブな資産形成がしたい!」など投資戦略に合わせた柔軟な運用がしたい人向きと言えます。
日本株や米国株といった個人銘柄について詳しく知りたいなら、こちらの記事がおすすめです。
参考
金融庁/つみたて投資枠対象商品
投資信託協会/NISA成長投資枠の対象商品
タイプ別|つみたて投資枠と成長投資枠の各活用法
初心者やコツコツ堅実タイプなら「つみたて投資枠」
これから始めてみたいけど、どんな投資スタイルが良いか全くわからないよ…
初心者でも安心して投資する方法を教えてよ
初心者や堅実に資産形成するなら、つみたて投資枠でインデックスファンドに投資をするのがおすすめ!
- インデックスファンドを活用した分散投資
- ドルコスト平均法による定期的な積立
- 複利効果を最大限に活かした長期運用
長期投資が大前提なので日々の小さな変化では結果が見えにくい一方、10〜15年でコツコツ資産形成すればほぼ確実に資産を増やせる投資法です。
「ほぼ確実」って絶対に資産が増えるわけではないの?
投資をする以上、「絶対に資産が増える」って保証はないよ
【ここがポイント】
初心者あるあるとして、一時的に資産を増やす目的で短期的な売買を繰り返し、結果として資産が増えない、損をするケースが多いです…
つみたて投資の原則は長期保有であり、10〜15年以上売買をせずに持ち続けるとほぼ100%の確率で資産が増えます。
初心者だからこそ、長期保有で堅実な資産形成を意識しましょう!
また、他にも初心者が陥りがちな罠や落とし穴について知りたい人は、以下の記事が役立ちます。
積極的に資産を増やしたいなら「成長投資枠」
積極的に資産を増やすアクティブな投資をしたいなら「成長投資枠」をフル活用するのもアリです。
なぜなら、アクティブファンドに投資する方が価格の振れ幅が大きい分、プラスに転じた時に資産がグッと増えるからです。
ただし、マイナスに転じた時は資産がグッと下がることに注意しましょう!
資産形成ってリスクとリターンが表裏一体なんだね!
つまり、成長投資枠をフル活用(非課税枠は最大1,200万円まで)するなら、投資経験がある程度備わった中級者〜上級者が良いでしょう。
- つみたて投資枠の拡大ため投資信託を購入
- インカムゲイン(分配金・配当)を非課税で受け取る
- キャピタルゲイン(売却益)を非課税で受け取る
これらの活用法の裏には、以下のリスクがあることも忘れてはいけません。
- 価格変動リスク:投資先の変動で収益が下がる
- 信用リスク:投資先の社会的な信用力の変化で収益が下がる
- 為替変動リスク:為替相場(外貨建て)が変動して収益が下がる
- 金利変動リスク:金利の変動で収益が下がる
こんなにリスクがいっぱいならまずはつみたて投資枠を活用しようかな
確かに成長投資枠はリスクが大きくなるね
でも、金融庁は本当に危ない商品は投資対象外にしてくれているから安心してね
- 整理・管理銘柄
- 信託期間20年
- 毎月分配型の投資信託
- 高レバレッジ型商品
投資先の安全性については金融庁がある程度保証してくれています。
しかし、最終的に投資の有無を決めるのは自分であるため、投資前に安全な投資先かを見極める力も必要になります。
投資の土台を作りつつ、中長期的に資産を増やしたいなら「両枠」
つみたて投資枠と成長投資枠の両方の特徴を踏まえて、中長期的に資産を増やしたいなら「両枠」の活用をしましょう。
つみたて投資枠で資産形成の土台を作りつつ、多少の資産形成のスピードを上げられます。
リスクとリターンを天秤にかけながら、バランスの取れた資産運用の方法を探していける良いですね
つみたて投資枠と成長投資枠おすすめの銘柄3選
つみたて投資枠と成長投資枠それぞれのおすすめの銘柄を経験談も踏まえて紹介します。
つみたて投資枠でおすすめの銘柄3選
コツコツ資産形成したいからおすすめのインデックスファンドが知りたいよ
コツコツ資産形成って投資初心者の鏡だね!
そんな君におすすめのインデックスファンドの銘柄は以下の3つだよ
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
これら3銘柄に共通する点は、長期的に見て安定的に成長し続けているファンドであることです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、初めて投資をする人には外せない銘柄の一つです。
- 全世界(日本を含む先進国・新興国)の株式に分散投資
- 低コストで運用(信託報酬:0.05775%以内)できるため長期投資に向いている
- 世界の経済成長と時間を味方にできる
- なんといっても安心の信頼と実績アリ
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、世界中の投資家から愛される代表的な優良インデックスファンドです。
私が初めて投資した銘柄の一つで、今も順調に成長しているため安心感があるよ
これまでの成長曲線を見ても、右肩上がりであることは一目瞭然です。
まずは資産形成の安定した土台がほしい人に向いているインデックスファンドだね
参考(画像)
SBI証券/三菱UFL-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)もeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)同様に初心者が最初に購入する優良インデックスファンドとして有名です。
オール・カントリーが全世界(日本を含む先進国・新興国)の株式に対して、S&P500はニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している米国の代表的な500銘柄の時価総額を元に算出されるインデックスファンドです。
要は米国の優良な500社を集めたファンドってことだね
- 世界経済の中心である米国の恩恵を直接受けられる
- 米国は人口増加も見られるため、今後更なる経済発展が期待できる
- 業界最低水準の運用コストを維持し続けている
- 市場平均(ベンチマーク)との乖離が少ない
成長曲線も安定的に右肩あがりであることがわかります。
こちらも安定的に資産を増やしたい人が最初に挑戦するインデックスファンドとして申し分ないでしょう!
参考(画像)
SBI証券/三菱UFL-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)は、世界最大級の運用会社であるバンガードが運用するETF(上場投資信託証券)を通じて、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざす投資信託です。
難しすぎてわかんないよ
難しく考えなくてもOK!
S&P500がベースとなるインデックスファンドってことだよ!
- 運用コストが低い(信託報酬;0.0938%程度)
- 為替取引を考慮する必要がないため、初心者でも取引をスムーズに行える
- 少額(100円〜)から投資ができる
- 実質的にVOOを投資信託として小分けで購入できる
※VOOとは、アメリカの大企業500社の株に一度に投資できるバンガード社という大手運用会社が提供している上場投資信託(ETF)のこと
こちらのやはり成長曲線が右肩あがりで信頼できるインフデックスファンドの一つと言えます。
世界経済の中心アメリカの優良企業500社がベースになったインデックスファンドなので、安心感が違いますね!
参考(画像)
SBI証券/SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
成長投資枠でおすすめの銘柄3選
成長投資枠でおすすめの銘柄とその理由について紹介します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
ちょっと待ってよ!つみたて投資枠でもこの銘柄を進めていなかったっけ?
成長投資枠でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を追加購入すれば、つみたて投資枠の強化ができるよ
成長投資枠は高リスク・高リターンと思われがちですが、つみたて投資枠の安定銘柄を組み入れることで、より堅実なポートフォリオを構築できます。
初心者の私でも成長投資枠を安心して使えそうだな
おすすめの理由は「つみたて投資枠でおすすめの銘柄3選」で解説したので、割愛させてもらいます。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。以下にこのファンドです。
先ほど紹介した「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と似ていますが、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは先進国債券インデックスにフォーカスした投資先というイメージです。
投資ファンドが異なるってことね!
- 財政破綻や急激な価格下落などのリスクが低い
- 日本の国債に比べて金利水準が高い
- 世界主要国に分散投資できる
- 運用コストが低い(信託報酬;0.154%以内程度)
先進国債なので新興国に比べて経済状態が安定しており、低リスクで投資できる投資先の一つと言えます。
一方で、低リスクである代わりにリターンも少ないデメリットもある点に注意しましょう。
短期間で資産を増やしたい人には向いていません。
2022年12月に一時的に基準価格が下落していますが、順調回復しています。
投資あるあるなんだけど、基礎価格は経済状況に影響されるため、良い時もあれば悪い時もあるよ
大切なのは、基礎価格の変動に一喜一憂せず、優良ファンドを持ち続けることです。
参考(画像)
SBI証券/eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
日本たばこ産業
日本の企業ってだけで、安心感があるね!
日本企業ってのもだけど、昔からたばこ産業ファンドの人気は根強いよ
昔からたばこは嗜好品として人々の文化や生活に溶け込んでおり、現代においても根強い支持者がいます!
- 高配当銘柄(平均6.4%)
- JTの配当性向は70%超え(TOPIXの33%の約2倍)
- 日本たばこ産業自体が多角化展開している
- たばこ産業自体が世界で根強い人気がある
日本たばこ産業(JT)は、130以上の国と地域でたばこ製品を販売するグローバルたばこメーカーとして、海外事業の拡大を続けています。
売上の約6割が海外事業であり、社員数で見ても6割程が海外勤務という背景もあります。
世界的に支持を得ている安心感があるね
世界進出しているということは、為替リスクがあることも理解しておかなきゃねいけないね
為替リスクとは、為替変動が業績に影響を与える可能性があるということです。
参考(画像)
SBI証券/日本たばこ産業
つみたて投資枠と成長投資枠のよくある3つの質問
つみたて投資枠と成長投資枠のよくある質問を紹介します。
つみたて投資枠と成長投資枠は併用できますか?
はい、併用できます。
新NISAでは、この2つの枠を同時に利用することが可能になりました。
本記事の「つみたて投資枠と成長投資枠の違い」でそれぞれの違いを解説しているので、これらの違いを理解した上で投資してみましょう。
成長投資枠でも積立投資はできますか?
はい、成長投資枠でも積立投資はできます。
成長投資枠(年間240万円まで)を活用して積立投資を続けることができます。
ただし、つみたて投資枠があるなら、先にそちらを使う方が購入履歴が複雑にならずに済みます。
新NISAの投資枠を選ぶ際の注意点はありますか?
新NISAの投資枠選びでは、自身の投資目的とリスク許容度を考慮することが重要です。
つみたて投資枠は安定重視、成長投資枠はより積極的な運用が可能です。
投資可能金額や期間、商品の選択肢、積立か一括かの投資スタイルも検討しましょう。
まとめ:つみたて・成長投資枠の使い分けで最適な投資戦略を!
今回は、これから新NISAで投資を始める初心者に向けて「つみたて投資枠と成長投資枠の違い」についてざっくり解説しました。
- 年間投資上限額がつみたて投資枠は「120万円」、成長投資枠は「240万円」
- 非課税保有限度額がつみたて投資枠は「MAX1,800万円」、成長投資枠は「MAX1,200万円」
- 対象商品がつみたて投資枠は「金融庁が認めた投資信託のみ」、成長投資枠は「上場株式、投資信託、ETF、REIT(不動産投資信託)など」
つみたて投資枠と成長投資枠の使い方は、あなたのリスク許容度や投資期間、投資スタイルなどによります。
私は初心者だから、つみたて投資枠でインデックスファンドにMAX1,800万円投資しようかな!
手堅く行くなら両枠でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資するのがおすすめだよ
いずれにしても、投資に関する正しい知識をつけて、あなたが納得できる投資先を選べるようになることが大切です!
知識が増えると実践でも結果が出やすくなるから、投資自体が楽しくなるよ
投資についてわかならいことがあれば、このブログに質問をしてみてね。
以上、夢みるバクでした!