こんにちは、夢みるバクです。
2024年から新NISAを利用して資産形成中の個人投資家です!
投資を始めたいけど、どんなペースで投資をしたらいいの?
よく聞くドルコスト平均法ってどんな投資のこと?
ドルコスト平均法は、価格変動のある商品を定期的に一定金額で購入する投資手法のことだよ
- ドルコスト平均法とは
- ドルコスト平均法のメリット・デメリット
- 投資初心者にドルコスト平均法で投資すべき理由
- 失敗しないドルコスト平均法の4つの鉄則
この記事で紹介する内容は、投資初心者〜上級者を問わず、投資の基礎になる考えです。
実際に私もドルコスト平均法で投資をしています
まとまったお金がなくても投資を始められ、将来に向けて着実に資産を増やせるので、ぜひ参考にしてください。
NISA投資ブロガー
夢みるバク
Webライター&ブロガー5年目|月収50〜80万円|中身は30代男性、妻子持ち|たまにバイトで医療職の人|2024年からインデックスファンドを中心に投資開始|新NISAで誰でも資産2,000万円を目指せる方法について発信しています!
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法は、価格変動のある商品を定期的に一定金額で購入する投資手法です。
例えば、毎月25日に30,000円分の投資信託を購入するみたいな感じ?
正解だよ! 日にちと金額が一定であることがカギになるんだ
この手法の特徴は、価格が低いときには多くの量を、高いときには少ない量を購入することで、平均購入価格を抑える効果があることです。
特に長期的な資産形成に適しており、NISAなどの積立投資でよく活用されています。
毎月の投資先・金額が決まっているから、仕事や子育てが忙しい人でも簡単に始められる投資手法です。
ドルコスト平均法の5つのメリット【初心者におすすめな理由】
ドルコスト平均法は、安定した運用を担保しつつ、手堅く資産形成できる最強の投資手法です。
ただし、メリットを知っていないと資産を最大化させることはできません。
投資を始める前にメリットを知れてラッキーだよ
ドルコスト平均法のメリットを知っていれば、早めに目標資産に到達し、お金に困らない理想の生活を送れます。
学習コストを抑えられる
学習はある程度必要ってのはわかるけど、忙しくてなかなかできそうにないよ…
ドルコスト平均法ならが少ない学習で、効率的に資産形成ができるよ
ドルコスト平均法は特定の商品に定期的かつ一定金額を投資手法。
短期的な売り買いや銘柄をコロコロ変える必要はないため、学習量が少なくて済みます。
最近だと新NISAによる積立投資でドルコスト平均法を行う人が増えてるね
共働きで子育てが忙しい世代にとって学習コストを抑えながら、手堅く資産形成ができるのは嬉しいですね!
少額から始められる
生活費、養育費や住宅ローンなどで大金は投資できないよ
それに、買いや売りのタイミングなんてわからないよ
ドルコスト平均法なら自己資金が少なく、投資タイミングがわからなくても着実に資産形成できるよ
なぜなら、毎月捻出できる金額を特定商品に対して定期的に投資ため、投資のタイミングは考えなくて良いからです。
商品の価格上昇や下降に関わらず、定期的に投資するため、長期的に見て平均値価格で商品を購入できます。
証券会社にもよりますが、基本的にはネット証券なら「100円〜」から投資ができます!
無理のない投資金額で始められるため、今の生活が苦しくなる恐れもありません。
投資のタイミングを気にしなくて良い
株式やインデックスファンドって市場動向や指数変動で常に変わっているんでしょ?
投資のタイミングなんてわかりっこないよ
投資のタイミングがわからないなら、そもそも考える必要のないドルコスト平均法がおすすめ
初心者にとって購入する商品選びと同じくらい投資タイミングは悩ましいものです。
短期的に売り買いをするFXやトレードと違い、ドルコスト平均法は長期投資を前提にしています。
投資段階では、商品価格の上下動傾向を過度に気にする必要はありません。
商品価格の上下動傾向を気にせず投資できるため、無駄な心配をせず、気軽に投資を続けられるでしょう!
商品を選ぶ手間がない
ドルコスト平均法は、初期設定後は自動的に積立投資が行われるため、毎回の商品選択の手間がなくなります。
投資なら商品を選ぶ手間がないので、投資を続ける負担も減らせます。
ただし、あらかじめ長期的に成果を上げてくれる商品を選んでおく必要があるよ
そんなこと言っても、良い商品かどうかなんて初心者の私にはわからないよ…
投資先として優良な商品については、以下の記事で紹介しています。
高値掴みのリスク管理ができる
初めて投資する人なら誰しもが一度は「投資するなら安い時にたくさん購入したい」と考えます。
気持ちはわかるけど、商品の価格の高い・低いは誰にも予測できないんだ
だからこそ、一時の価格変動に左右されず、投資し続けることが大切なんだね
ドルコスト平均法なら定期的に一定額を投資するため、価格が高いときは少ない量を、安いときは多い量を自動的に購入できます。
長期的に見て商品を平均値で購入したことになり、極端に高い値段で買うこと
ドルコスト平均法の3つのデメリット
安定した運用を担保しつつ、手堅く資産形成できるドルコスト平均法ですが、デメリットがないわけではありません。
あなたの投資のゴールにこの章で紹介するデメリットが障害にならないか確認してみましょう。
手数料が増える
ドルコスト平均法で定期的に一定額の商品を購入すると、少額ですが都度手数料がかかります。
少額といっても投資を続けている間はずっとかかり続けるなら、かなりの金額になりそうだよね
チリも積もれば山となるし、できるだけ手数料を少なくしたいですよね
それならネット証券で口座開設をしたら良いよ
2024年現在の時点では、ネット証券各社は取引手数料を0円(無料)にしているところが多いようです。
窓口証券(ゆうちょや銀行など)で口座開設をすると取引手数料がかかるため、ネット証券で投資を始めるのも選択肢の一つ!
各社ネット証券の特徴や強みについては、以下の記事で解説しています。
短期投資には向かない
ドルコスト平均法が短期的な投資に向かない理由は、以下の通りです。
- 長期的に見て利益が出る仕組みだから
- 一時的に大きな収益が見込めないから
ドルコスト平均法は、数年から数十年という長期的な視点で資産形成を行うことを目的とした投資手法です。
10〜15年くらいかけてコツコツ資産形成を目指す人向けの投資手法だもんね
私はドルコスト平均法のことを「ほったらかし投資」と呼んでいるよ
基本的には積立設定が終わっていれば、放置でOKです!
長期的な資産形成を目的にした投資手法だからこそ、一時的な価格変動などを気にすることはいりません。
学習コストや価格の値動きに不安にならなくて良いので、心が健全なまま続けられる投資手法と言えます。
大きな利益は出しにくい
ドルコスト平均法が大きな利益は出しにくい理由は、以下の通りです。
- 価格上昇・下落時による影響
- リスク軽減と引き換えの収益性
価格上昇・下落をしていても一定額での定期購入を続けるため、大きな利益を得る機会を逃したり、高値の後の急激な下落で損失を出したりする可能性はあります。
ただし、上記リスクは投資をする以上、プロ・初心者問わず誰もが抱えるリスクです。
それならどうしたらリスクを減らせれるのさ!
ドルコスト平均法で長期投資を続けるなら、価格変動による利益・損失を気にしないこと!
それは、ただの精神論じゃないの?
精神論に聞こえますが、ちゃんとした理由があります。
【注意】熱心な投資初心者さんは注意です!日々の市場動向や価格変動を細かくチェックしており、一時的な利益や損失に対する過度な不安から短期的な取引をしてしまいがち!
これだと長期的に見て大きな損失につながりかねません。
ドルコスト平均法は大きな利益は見込めませんが、堅実に資産形成できる強みがあります。
この強みを活かすために、勇気を持って投資商品を放置し、日々るね価格変動による利益・損失を気にしないようにしましょう。
失敗しないドルコスト平均法の4つの鉄則
ドルコスト平均法の概要については理解できたけど、実戦で活きるスキルも教えてよ
もしドルコスト平均法で失敗したくないなら、この章で紹介する4つのことを意識して!
意識できる人とできない人で将来の資産に大きな差がつくので、必ず押さえておきましょう。
細かい値動きは気にしない
細かい値動きは気にせず、長期的な視点を持ちましょう。
よくある失敗例として、少しでも利益が出たらすぐに売却して投資を終了してしまうケースがあります。
確かに目の前の利益を手に入れたい気持ちは十分理解できるよ
10〜15年待って利益を確認するよりも目の前の利益の方が輝いて見えるよね
しかし、ドルコスト平均法の真の強みは「継続すること」で発揮されます。
そして、心穏やかに継続するためにも日々の細かな値動きを気にしないことが大切です。
以下のことを意識できると、日々の値動きを気にしなくなるよ
- 自動積立設定にしておく
- 周りの人と投資、特に利益云々の話をしない
- 最終的にどれくらいの資産になるかを自分に言い聞かせる
細かい値動きや短期的な利益に目移りしそうな時は、最終的な資産を見直して「今は我慢する時」「放置でOK!」と自分に言い聞かせてみてください(※筆者には効果抜群でした)。
ドルコスト平均法による資産形成は、長期旅行の始まりです。
気長に資産を増やすくらいの気持ちで続けていきましょう。
自動積立設定をする
自動積立設定にしておけば意思とは無関係に定期積立が行われます。
最初に決めた金額や日付で投資できる意思の強さがあれば、自動積立設定にする必要はありません。
しかし、多くの人は投資直前に見た価格変動に左右されたり、欲しいものを優先して投資ができなかったりします。
それだとドルコスト平均法で投資する意味がないよね
- 投資前の迷いを除外できる
- 毎月の手続きの手間がなくなる
- 手間がなくなった分、投資の勉強に回す時間が増える
働き盛りの忙しい世代にとって、投資前の不安や迷う時間、手続きにかかる手間がなくなるのは嬉しいのではないでしょうか?
大切な家族やプライベートにあてる貴重な人生の時間を確保しつつ、堅実な投資を続けたいなら、自動積立設定がおすすめ!
右肩下がりの商品には手を出さない
右肩下がりの商品には手を出してはいけません。
なぜなら、長期的に右肩下がりの商品を購入すればするほど、保有する商品の平均価値を下げることになるからです。
ドルコスト平均法の強みは購入価格を平均化してリスクを抑えることです。
長期的に見て右肩上がりや一定の範囲内を往来するレジン相場の商品に投資してこそ、ドルコスト平均法の強みを活かせます。
何年でやめるかを決めておく
多くの人は投資による資産形成が目的であり、いつかは「投資をやめて運用のみにシフト」or「利益を確定」させます。
ドルコスト平均法で堅実に資産を増やし、プラス収支で終われることが最終目標となるでしょう。
だからこそ、出口戦略(やめ時)をあらかじめ決めておくことが必要だね
出口戦略ってなに?
出口戦略とは、投資した資産をどのように売却し、いつ利益を確定させるかの計画のこと
出口戦略で意識しておくことは、以下のとおりです。
- 具体的な目標金額や期間を設定する
- 売却のタイミングを見極める
- ライフステージ(資産形成期、運用継続期、取り崩し期)に合わせた計画をする
最終的にプラス収支で終われるよう、早い段階からやめるタイミングを考えつつ、投資を続けられるとGOODですね!
ドルコスト平均法に向いている人の特徴
ドルコスト平均法って実際のところ、自分に向いている投資手法なの?
ドルコスト平均法は投資初心者〜上級者までどんな人にもおすすめできます
特に20代・30代・40代など何かと出費の多い世代が堅実に資産を増やすなら、ドルコスト平均法は絶対に実践すべき投資手法です!
将来に向けて資産を増やしたい人
ドルコスト平均法は、短期的な利益は見込めません。
一方で、将来的にお金に困らない生活を送りたい人には最適な投資手法と言えます。
- 10〜15年後、子どもの進学や習い事でお金が必要そう
- 老後資金が退職金だけでは足りない
- 親の介護費が必要になりそう
- 退職後は夫婦2人で悠悠自適(ゆうゆうじてき)に暮らしたい
- お金に縛られず、セカンドライフを楽しみたい
個人事業主なら65歳を過ぎても仕事を続けられるため、体が元気なうちは稼げます。
しかし、会社員は退職後の再就職・再雇用が難しく、生活費に困窮するリスクがぬぐいきれません。
だから、若い世代がお金の不安を抱え続けるんだね
だからこそ、ドルコスト平均法でコツコツと資産を作り、いざ老後に突入したらお金に困らない生活ができるように備えておく必要があります。
少額から投資を始めたい人
一番出費の多い若い世代にとって、投資に回せるお金には限りがあります。
養育費や住宅ローン、奨学金の返済だってあるし、投資をする大金はないよ
私も34歳までは奨学金の返済で投資のお金はありませんでした
ネット証券なら「最低100円〜」、窓口証券なら「最低1,000円〜」投資が始められます。
投資はスタート時の運用金額や毎月の積立額が大きいほど、短期的に大きな利益を出せるのは事実!
しかし、それはあくまで数百万〜数千万円単位の話であって、長期的に見れば数十万円の差はそれほど大きなものではありません。
それよりは、少額でも良いので1日でも早くドルコスト平均法で積立投資を始める方が先決です。
捻出できるお金が少ない20〜40代の世代でもドルコスト平均法を利用すれば、家計への負担を抑えて始められます。
ネット・窓口証券それぞれのメリット・デメリットについては、以下の記事が役立ちます。
ドルコスト平均法をするなら「投資信託」の一択!
投資信託って、確か…えっと…
大丈夫だよ、少しずつ勉強していこう!
投資信託とは、多くの投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品のこと(ex. インデックスファンドなど)
投資信託を持っている間は、取引手数料や信託報酬(管理費用)などの各種手数料がかかる一方、運用のプロ(ファンドマネージャー)があなたの代わりに運用してくれるため、安心して投資できます。
初めて投資する私にとっては、安心できるよ
ドルコスト平均法で投資信託を購入すれば、購入から運用まで最小限のリスクで安定した運用ができることになります。
ドルコスト平均法におすすめの投資信託については、以下の記事で紹介しています。
まとめ:ドルコスト平均法は長期投資が大前提!
今回は、これから新NISAで投資を始める初心者に向けて「ドルコスト平均法」についてざっくり解説しました。
ドルコスト平均法は、価格変動のある商品を定期的に一定金額で購入する投資手法です。
メリット・デメリットについて復習しておきましょう。
メリット
- 学習コストを抑えられる
- 少額から始められる
- 投資のタイミングを気にしなくて良い
- 商品を選ぶ手間がない
- 高値掴みのリスク管理ができる
デメリット
- 手数料が増える
- 短期投資には向かない
- 大きな利益は出しにくい
これから必要になる教育費、老後資金やお金に困らない理想の生活を送りたいなど、投資の目的は人それぞれです。
しかし、投資に回せるお金が少なく、時間もない若い世代にとってドルコスト平均法は最小限リスクで安定的に資産形成できる手法に変わりありません。
安定した資産形成ができていると感じられれば、現在の生活でもお金の不安を払拭できます
焦らず、コツコツと資産を増やしていきましょう。
投資についてわかならいことがあれば、このブログに質問をしてみてね。
以上、夢みるバクでした!