こんにちは、夢みるバクです。
2024年から新NISAを利用して資産形成中の個人投資家です!
米国株と日本株があるけど、どっちに投資した方がいいの?
どっちに投資すべきか知りたい
少額から始めたいなら「米国株」、投資のしやすさ重視なら「日本株」がおすすめだよ
- 株式の基礎知識
- 株式投資で資産を増やす方法
- 米国株と日本株の違い(それぞれに投資すべき理由)
投資を始めたばかりで、投資手法や投資先に悩んでいる人に読んでもらいたい記事になっています。
株式投資について学びを深められれば、投資手法の選択肢を広げられ、理想の資産形成に一歩近づけるでしょう!
NISA投資ブロガー
夢みるバク
Webライター&ブロガー5年目|月収50〜80万円|中身は30代男性、妻子持ち|たまにバイトで医療職の人|2024年からインデックスファンドを中心に投資開始|新NISAで誰でも資産2,000万円を目指せる方法について発信しています!
株式とは?
株式とは、株式会社が資金を調達するために発行する証券のことです。
そして、株式投資は配当金や株主優待を受け取れる権利がもらえる資産運用の一つです。
株式投資のメリット
- 株価上昇で利益が得られる(キャピタルゲイン)
- 配当金や株主優待がある(インカムゲイン)
- 会社経営に参加できる
株式投資の最もメジャーな利益の出し方として、株価上昇を利用する方法があります。
例えば、株価が200円の時に購入して、1,000円になったら売却して、差額が利益になる感じだね
売却益(キャピタルゲイン)って言われるやつだね
株価は上昇する一方で下落もするため、商品(銘柄)選びが重要になります。
株式投資には売却益以外にも、持っておくだけで配当金や株主優待があるよ
配当金ももらえて株主優待までしてもらえるなんて至れり尽くせりだね!
配当金と株主優待の注意点は、以下の通りです。
配当金の分配時期は企業により異なり、業績が悪化すると実施されないケースも…。株主優待は持ち株が「100株以上の人」など制限が設けられてることが多いため、投資前に必要株数を把握しておくことが重要!
また、株主総会を通して経営に参加できる点も株式投資の強みです。
決議事項に対して議決権(賛成・反対票を入れられる権利)の行使できます。
株式投資のデメリット
- 価格・為替変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
リスクがいっぱいあるけど、何が何だかわからないよ
大丈夫だよ、一つひとつ説明するよ
株式投資は個別株に投資する投資手法です。
企業の業績や投資先企業の国内情勢、為替変動などさまざまな動向が影響します。
業績や業界の将来動向を考慮して株を購入する必要があるため、株式投資は上級者向けと言えます
株式投資の基本や選ぶ際のポイントについては、以下の記事で解説しています。
株式投資で資産を増やす3つの方法
この章では、株式投資で資産を増やす3つの方法について詳しく解説します。
投資スタイルに合わせた資産形成方法を考える参考にみてください。
割安銘柄を購入して価値が上がったら売却する
株式投資で資産を増やすと聞いて最初に思いつく方法は「安く買って高く売る」ではないでしょうか?
株価が安いか高いかなんて、どうやって見分けるの?
以下の2つの視点で現在の株価を見れると良いよ
- 将来の伸び代を考慮して、今の株価が安いか?
- 株価本来の価格(適正価格)よりも安いか?
安値で買って高値で売った結果の差額が資産になります。
そのため、購入株数に株価の変動により、スピーディーに大きな資産を築くチャンスがあります!
また、将来の伸び代については、現在の市場動向やこれから伸びる分野や業界の情報をいち早くキャッチするアンテナが必要です。
将来性のある分野の株は、現在の株価に関わらず、長期的に価値が上がる可能性が高いでしょう
株価本来の価格(適正価格)を見分けるためには、ファンダメンタル分析指標を用います。
ファンダメンタル分析指標とは、決算書の数字をもとに現在の株価の妥当性を見極める指標のこと
特にPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)に注目します。
優良な株式を購入するためには、上記内容に関する最低限の知識が必要になります。
夢みるバク
最初は訳のわからない数値の羅列に見えても徐々にわかるようになってくるよ
配当金を収益 or 再投資する
年に数回ほど配当金がもらえるのも株式投資の魅力です。
投資信託よりも配当金があるため、同じコツコツ投資でもモチベーションを維持したすいね
配当金の利用方法としては、現金を還元される「受取」と配当金を投資に回す「再投資」があります。
現金として還元されれば生活費や娯楽費に充てられ、再投資するなら現在の投資先をより強固なものにできます。
個人的には種銭を大きくでき、資産増加率を高められる再投資型がおすすめだよ
資産を増やすには、受け取った配当金を投資に回す方が良さそうだね
また、「配当金」と同じような意味で「分配金」がありますが、全く違う内容ですので注意しましょう。
配当金 | 株式投資(個別柄への投資)で業績に応じて株式会社から株主に直接支払われるお金 |
分配金 | 投資信託の運用会社が運用成績や規約に基づいて投資家に支払うお金 |
詳しくは、以下の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてね
株主優待で生活の質を高める
株式投資でよく聞く株主優待ってなに?
株主に対して、自社の商品やサービスを特典として提供する制度のことだよ
- 自社商品やサービス
- クオカードなどの金券
- 食事優待券
- カタログギフト
- お米などの食料品
米国株と日本株の違い
米国株と日本株の違いについては、以下の表をご覧ください。
米国株 | 日本株 | |
---|---|---|
購入 | 1株単位 | 1単元(100株) |
値動き幅 | 制限なし | 制限あり |
為替変動リスク | 影響あり | 影響なし |
配当 | 年4回が多い | 企業による |
日本株は1単元(100株)からの購入となります。
例えば、1株1,000円だと最低10万円から投資が始められることになる
初めて株式投資するのに10万円からはハードルが高いよ
その点、米国株は1株単位で購入できるため、少額スタートでき、初心者でも始めやすいよ
ただし、米国株は値動き幅に制限がなく、1日で大幅な値動きをする点に注意!
つまり、大きなリスクやリターンになる可能性があるってことだね
また、日本から米国株に投資するなら為替変動リスクも考慮しなければいけません。
貨幣の価値変動により株価も常に変動していることを理解しておきましょう。
詳しくは、本記事の「日本株に投資すべき4つの理由」で解説しているよ
米国株に投資すべき5つの理由
以下の特徴に当てはまる人は、米国株に投資すべきでしょう。
- 早く資産を増やしたい人
- 少額から株式投資を始めてみたい人
- 世界経済の中心である米国投資に興味がある人
株価が上がり続けている
世界経済の中心であるアメリカ最大の強みは、市場規模が大きいことです。
そして、米国株の指数はここ30年間で右肩であることは、以下のグラフからも一目瞭然です。
米国株はたまに下がることがあるけど、基本的には右肩上がりだね
アメリカは世界経済の中心だからね
30年間(1993〜2023年)で米国株のパフォーマンスは約10倍であり、例えば10万円投資していれば約100万円になっている計算です。
世界の優良企業が集まるアメリカだからこそ、このような指数の伸びが期待できます。
この指数の伸び代を見ると今後も期待できるし、米国株に投資したくなる気持ちもわかるよ
ただし、いくら世界経済の中心とはいえ、大不況やインフレなどによる影響はあります
必ず株価が上がる保証はないため、世界経済の状況に合わせて米国株の購入を検討すべきでしょう。
参考(画像)
楽天証券/多くの人が米国株を買っている5つの理由
株価と為替の2つの恩恵を受けられる
米国株はドルで価値が評価されるため、日本株にはない為替変動が株価に影響します。
例えば、株価が上がり、為替が円安になれば、資産UPのダブル効果が期待できます。
為替とは、通貨の異なる国同士で現金の送付を伴わず決済するサービスのこと。ドル株を買うのに円で購入したら、その時の「ドル=円」の価値で通貨の価値が決まる(※為替レート)
もしかして株価が上がって、円高になったら…損をするってこと?
株価下落に円高が重なると2重の意味で損をすることになるため、注意が必要です。
とは言って、やはり世界経済の中心であり、30年間の株価指数の伸びからも世界的に安心して投資できる株であることに変わりはありません。
高配当&増配当が期待できる
アメリカ企業が利益還元を重視するため、高配当(高い配当利回り)が期待できます。
配当金を再投資に回せば、銀行で貯金するよりも何倍も良い金利で資産を「増やす」&「担保」できるでしょう。
例えば、10万円を元手に米国株投資と普通預金したら、どれくらいの差が出るの?
米国株 | ゆうちょ(普通預金) | |
---|---|---|
利回り | 4〜10% | 0,02% |
10年後の資産 (※元金10万円で計算) | 利回り4%: 約148,886円 利回り6%: 約181,136円 利回り8%: 約219,668円 利回り10%: 約265,330円 | 100,200円 |
現金こそ投資による絶対的な利益であると考えるなら米国株一択だね
また、米国株は増配にも意欲的です。
現金で利益還元にシビアな株主が多いため、企業も積極的に配当を増やす傾向があります。
中には50年以上連続で増配している優良企業もあるよ
例えば、ガス事業のノースウェスト・ナチュラル・ホールディングは「67年連続」、家具・自動車部品のレゲット・アンド・プラットは「51年連続」の増配をしています。
参考
ゆうちょ/金利一覧
四季報/1位は53年連続増配で利回り8%超 ! 米国株「高配当」TOP50
少額から取引できる
株式投資は始めてみたいけど、投資できるだけの大金はないよ
それなら尚更、米国株投資向きだね
なぜなら、日本株が1単元(100株〜)買えるのに対して、米国株は1株から買えるからです。
1株1,000円としても、日本株なら「最低10万円〜」、対する米国株なら「最低1,000円〜」投資を始められます。
投資初心者にとっては少額から始められる上に、リスク軽減もできるメリットがあるね
有名な米国株でも数万円から購入できる場合が多く、投資信託(ファンド)に積立投資する額と同等なので始めるハードルは低いと言えます。
円通貨で取引できる
ドルで購入しないといけないなら、ややこしすぎてできないよ
米国株でも円で買えるから安心して
ただし、円貨で購入できる反面、為替変動リスクがあることに注意が必要
詳しくは「【図解あり】初心者は投資信託で資産UPすべし!魅力とリスクをわかりやすく解説」で解説しています。
日本国内からでも米国企業の株主に気軽になれるのは、魅力的です。
国内だけでなく、海外にも投資することでリスク分散にもなるよね
日本株に投資すべき4つの理由
以下の特徴に当てはまる人は、日本株に投資すべきでしょう。
- 長期保有を前提とした投資スタイルの人
- 投資利益を実感したい人
- 企業情報について調べやすさを重視したい人
- 為替変動リスクを考えたくない人
バリュー株が多い
そもそもバリュー株って何?
バリュー株とは、成長に対して価格が安い株のことだよ
つまり、お得な株のことをバリュー株と言い、金融市場においてアジア園は今後の成長が期待されています。
日本株もその例外ではありません
長期保有を前提にバリュー株の積立投資ができれば、株価が上昇した時に資産UPの波に乗れるでしょう。
2023年の国内総生産(GDP)は、前年比より5,7%増えて、591,4兆円でした。
そのため、今後も経済的な成長が見込める状態であると考えられます。
株主優待が多い
長期投資をしてても利益が出ている実感がないとモチベーションが保てないよ
それなら、株主優待の還元に優れた日本株に投資してみると良いかもね
日本株は配当に加えて株主優待も充実しているため、投資による利益を実感しやすいでしょう。
例えば、有名なものだと「QUOカード」や「食事券」、「PayPayポイント」などがあります。
トイレットペーパーや石鹸などの日用品や、普段行かないレストランの食事券など企業分だけ株主優待も存在します。
あなたが受けたい優待の種類で投資企業を考えられるのも日本株の魅力です。
配当を受け取りつつ、日々の生活を潤す商品やサービスの還元がほしい人は、日本株への投資も良いでしょう。
参考(株主優待の具体例)
MINKABU/【総合】株主優待人気ランキング
企業情報が集めやすい
国内企業に投資するなら企業情報を調べやすく、投資先選びで心配する可能性が低いメリットもあります。
日頃から耳にする馴染みのある企業なら投資先としても安心だよ
株式投資では以下の情報が決め手になる必須項目だよ
- 企業の業績や株価推移
- 配当・株主優待の状況・内容
企業の業績や株価推移は、株式の信頼性や今後の伸び代を確認する上で重要な情報になります。
今後伸びる業界や業種であるかも株式を選ぶポイントになるよ
純資産総額が大きい株式であれば、たとえ不況がきたとしても一定期間耐えうるだけの余力があると判断できます。
一方で株価が以前から右肩下がりの企業に投資しても今後伸びるかは不明瞭であり、売却益や配当による資産形成は期待できないでしょう。
配当や株主優待についても詳しく教えてほしいな
配当利回りと株主優待それぞれについて解説するよ
配当の良し悪しを見分けるためには「配当利回り」と「配当性向」を確認しましょう。
配当利回り | 株価に対する配当の割合を表した数値 目安は「4%」 |
配当性向 | 利益のうちの株主に還元される配当の割合 目安は「20〜50%」 |
配当金や回数は企業の業績に左右されるよ
そのため、一時的な高配当株よりも安定的に一定水準の配当をしてくれる企業株を長期保有した方が資産を増やすのに向いていると言えます。
株主優待の良し悪しを見分けるポイントも教えてほしいな
株主優待選びで失敗したくない人は、以下のポイントを押さえましょう
- 必要な優待品やサービスを受けられること
- 業績の伸びに今後も期待できること
- 配当利回りも一定水準(4%程度)を満たしている
配当金と違い現物支給の株主優待では、あなたにとって必要な優待品やサービスを受けられるかを考慮しましょう。
例えば、日用品会社の優待品としてトイレットペーパーなどの日常品をもらっている人もいるよ
他にも、普段購入できない効果な食料品が優待になる企業株を購入するのもおすすめです。
大切なのは、株主優待から必要なものやサービスが受けられるかです。
為替レートが気にならない
米国株投資の場合は、円貨でドルの株を買うため、為替変動リスクも考えておかないと損をします。
一方で日本円で日本株を買うなら、為替レートは気にしなくて良いため、単純に株価だけに集中して商品(銘柄)選びができるでしょう。
初心者は株価変動を追うだけで大変なので、為替変動リスクを考えなくて済むのは嬉しいよ
そういった意味では米国株よりも日本株投資の方が負担は少ないかもね
ただし、日本株に集中投資する円建て資産は、日本企業に依存する点に注意!
日本経済が大ダメージをおった際に、株式投資による資産を失うリスクもあります。
投資先を地域分散して、リスク分散投資も考慮しないといけないってことだね
日本株で株式投資に慣れてきたら、米国株も視野に入れてみても良いでしょう。
【余談】初心者は株式と投資信託のどっちに投資すべき?
投資初心者は投資信託の方がリスクが低いって言われるけど、株式とどっちに投資すべきなの?
投資信託と株式それぞれのメリット・デメリットを理解した上で投資すると後悔しないよ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
株式 | 短期間で資産を増やせる 配当や株主優待などの特典がある 集中投資で資産の増加率を高められる | 企業倒産で資産を失う可能性あり 海外株は為替変動リスクがある 学習コストが高い |
投資信託 | 分散投資でリスク分散可 初心者でも簡単に資産が増やせる 学習コストは低い | ローリターン 長期投資が前提 信託報酬(手数料)がかかる |
ただし、ローリスクと言われる投資信託でも「新興国株や単一のセクターへの集中投資」はリスクが高く、大切な資産を失うことになるため注意
投資手法を学ぶのもだけど、情報収集を行い、自分に必要な投資先か判断できることも重要だうだよ
その上で、株式投資と投資信託のそれぞれに向いている人は、以下の通りです。
これらの特徴も踏まえて、ご自身に向いている投資手法を考えてみましょう。
初心者におすすめの投資信託(インデックスファンド)については以下の記事で解説しているよ
まとめ:少額から始めたいなら「米国株」、投資のしやすさ重視なら「日本株」
今回は、これから新NISAで投資を始める初心者に向けて「株式投資における米国株と日本株の違い」についてざっくり解説しました。
それぞれに投資すべき理由は、以下の表でおさらいしましょう。
それぞれの特徴を踏まえて、米国株・日本株投資に向いている人は、以下の通りです。
少額から始めてみたい私は、有名どころの米国株に挑戦してみようと思います!
少額なら大きく資産を失うこともないし、運用しながら学べるから良いと思うよ
長期運用が前提でコツコツつみたて投資する投資信託と違い、株式投資は短期的に資産を増やす可能性を秘めています。
配当や株主優待など株式投資ならではの恩恵もあり、投資手法としては非常に魅力的な側面も!
米国株・日本株いずれにしても、まずは始めてみることが株式投資の第一歩です!
早速今日から買ってみて、運用しながら一つひとつ学んでいくよ
その調子だよ、頑張ってね!
投資についてわかならいことがあれば、このブログに質問をしてみてね。
以上、夢みるバクでした!